年末年始にヨーロッパへ旅行する人は多いと思いますが、「何を持っていけばいいのか分からない…」と悩む方も多いはず。
特に冬のヨーロッパは、日本より寒くなりがちなので、快適に過ごすためには事前の準備が欠かせません。
私は2024/12/28〜2025/1/2にオランダを訪れ、現地で「役に立った持ち物」や「快適に過ごせる服装」が分かりました。
この記事では、私が実際に使って良かったアイテムや、あまり出番のなかったもの、さらにロンドン・パリ・ローマ・ベルリンなど周辺ヨーロッパ都市の冬の気候に合わせた荷物のアレンジ方法までご紹介します。
この記事を読めば、荷造りの迷いが減り、現地での快適度がグッと上がるはずです。
実際の持ち物リスト
パスポート | クレジットカード | スマートフォン |
変換プラグ(type C) | 充電器2個(iPhone用とバッテリー用) | モバイルバッテリー |
常備薬 | 常備薬以外の薬(頭痛薬、目薬、胃腸薬、風邪薬) | 腕時計 |
下着5枚 | Tシャツ2枚 | ボタンシャツ1枚 |
ニット帽 | ヒートテック上下3組 | ウィンドブレイカー |
ネックワオーマー | 圧縮袋 | タオル2枚 |
腹巻き | 手袋 | 靴下5足 |
ハンカチ3枚 | オールインワン化粧品 | 化粧水 |
洗顔料 | マスク11枚 | ひげそり |
イヤホン(有線) | ワセリン | リュック |
カップ麺3個 | 携帯食5個 | 水4本 |
のど飴 | 紅茶(ティーパック10個) | 歯ブラシ |
パジャマ | スリッパ(使い捨て) | ネックピロー |
文庫本 | カトラリー(割り箸、フォーク、スプーン) | コップ |
耳栓 | 電気ケトル | シャンプー |
カイロ(使い捨て) | アイマスク | 筆記具 |
必需品(無いと悲惨)
- パスポート
- クレジットカード
- スマートフォン
- モバイルバッテリー
- 変換プラグ(type C)
- 充電器2個(iPhone用とバッテリー用)
- 常備薬(服用している人)
これらは持っていかないと、旅に出られないor旅先での生活が著しく困難になるアイテムです。
必ず(出来れば最初に)用意しましょう。

持って行って特に良かった物
必須では無いけれど、旅行先でより快適に過ごすためのアイテムを紹介します。
電気ケトル(電圧を変更できるもの)
ホテルに電気ケトルやポットがない為、電圧切り替えのできる電気ケトルを持参しました。
紅茶やコーヒー、カップ麺などを持参する人には必須級です。
使い捨てカイロ(貼らないタイプ)
移動時はポケットに忍ばせて、手や膝上、足元などその時の冷たい箇所に移動して使えるので便利です。
特に屋外でも暖かさは持続する為、バスの待ち時間など手に持っておくだけで、手を冷えから守れます。
手袋と併用するとなおグッド!
イヤホン(有線)
移動中はもちろん二人部屋であった為、自分一人でYouTubeや音楽を楽しむ時に活躍しました。
無線のものは無くしたり、落としたりする可能性があると思い、有線の物を持って行きました。
スリッパ
宿泊先のホテルにはスリッパがなく、部屋で過ごす時はゆったり過ごせて便利です。
また飛行機内は、靴の圧迫感がなくなり、リラックスできる為、長時間座っていても疲れにくいです。
更に足首周りの血流が良くなる為、むくみやエコノミークラス症候群の予防にもつながります。
ワセリン
乾燥対策(手指や口元)で持っていきました。
刺激性がすくなく、サイズがコンパクトである為使いやすい点が魅力です。
また液体ではない為、飛行機の搭乗の際の以下のルールが無い点もおすすめです!
- 容量制限:1容器あたり100ml(または100g)以下
- 袋の制限:1人につき1つの透明・再封可能なプラスチック袋
- 袋の容量:1L以内(目安:縦20cm×横20cm)
- 袋から出して検査:保安検査場で袋ごと取り出して提示
- 対象物:飲み物・化粧品・ジェル・スプレー・歯磨き粉など液状・半固形物全般
あると便利
あると便利ですが、絶対に必要ではないものをまとめました。
雑貨
- パジャマ
- 耳栓:飛行機内で使用、ホテルではあまり使用しなかったです。
- カトラリー(割り箸、フォーク、スプーン)
- コップ:ホテルに備え付けの食器は無かったです。
- アイマスク
防寒具・防寒品
- ウィンドブレイカー
- 腹巻き
飲食物
飲食物は全て処分(食べる・飲む)出来るので、そのスペースにお土産など入れるとグッド。
- 水:飛行機内で3〜4本もらえました。
- カップ麺
- 携帯食:移動時、小腹が空いた時に。
- のど飴:乾燥対策
衛生・美容関係
私が泊まったホテルには、タオルやシャンプーは備え付けがありました。
- 化粧水:詰め替えボトルに入れ替え
- オールインワン化粧品:乾燥対策(全身)
- 歯ブラシ:ホテルに備え付け無し
- シャンプー:ホテルにありますが、私は使い慣れたものを持っていきました。
- マスク
旅行時の服装
- 上半身:ヒートテック・ボタンシャツ・ニットorウィンドブレイカー・スキーウェア・腹巻き
- 下半身:ヒートテック・厚手パンツ・厚手靴下
- 小物 :手袋・ニット帽・ネックウォーマー
- 靴 :防水で滑りにくく、履き慣れたもの
スキーウェアは、コート代わりに使用しました。
防寒と防水を兼ねている為、持っている方は試してみることをおすすめします!
(色は地味めの方が良いです)
あまり使わなかった物
ネックピロー
首元が締まりあまりリラックス出来なかった為、行きの飛行機でしか使いませんでした。
自分に合う物があれば、使えるのかな?
常備薬以外の薬(頭痛薬、目薬、胃腸薬、風邪薬)
痛みに弱い方なので、色々持っていきましたが使いませんでした。
あるという安心感から、それほど痛みを気にしなかったのかもしれません。
オランダに似た環境のヨーロッパ諸国

国 | 都市 | 平均気温 (12月~1月) | 平均日照時間 (12月~1月) | 雨・雪 傾向 |
---|---|---|---|---|
オランダ | アムステルダム | 0〜5 °C | 1日あたり 2~3時間ほど | 雨多め 積雪はまれ |
イギリス | ロンドン | 2〜8℃ | 1日あたり 約1.5時間 | 小雨が多く、曇天続き 積雪はまれ |
フランス | パリ | 1〜6 °C | 1日あたり 約8.5時間 | 雨は降る事もある 積雪はまれ |
イタリア | ローマ | 5 °C〜12 °C | 1日あたり 約9.5時間 | 軽めの雨が降る程度 積雪は極稀 |
ドイツ | ベルリン | 0〜3℃ 氷点下になることも | 1日あたり 2〜3時間ほど | 雪の降る日が多い 積雪になる日もあり |
これらの国々はオランダと同じく冬は寒く日照時間が短いため、防寒・防水グッズはそのまま応用可能でしょう。
ただし、ドイツ(ベルリン)に関しては氷点下になる日もあり、積雪になる事も珍しくない為、一層の防寒対策と雪への対策(ブーツの着用、防水対策)が必要となる点は注意です。
まとめ
1.必需品一覧
パスポート | クレジットカード | スマートフォン |
モバイルバッテリー | 変換プラグ | 充電器 |
常備薬 | ー | ー |
2.持って行って特に良かった物一覧
電気ケトル | 使い捨てカイロ | イヤホン(有線) |
スリッパ | ワセリン | ー |
3.あると便利な物一覧
パジャマ | 耳栓 | カトラリー |
コップ | アイマスク | ウィンドブレイカー |
腹巻き | 水 | カップ麺 |
携帯食 | のど飴 | 化粧水 |
オールインワン化粧品 | 歯ブラシ | シャンプー |
マスク | ー | ー |
4.使わなかった物
- ネックピロー
- 常備薬以外の薬(頭痛薬、目薬、胃腸薬、風邪薬)
5.服装
ヒートテック上下 | ボタンシャツ | ニット |
ウィンドブレイカー | スキーウェア | 厚手パンツ |
厚手靴下 | 手袋 | ニット帽 |
ネックウォーマー | 腹巻き | ー |
靴は防水で滑りにくく、履き慣れたもので使いました。
6.周辺国との比較
ロンドン・パリは、気温や降水量がアムステルダムと同じくらいなので持ち物リストがそのまま使えるでしょう。
ローマはそれに比べ、日本の冬と近い気温であり雨は少なそうなので、防寒や防水に対する荷物が少し減らせそうです。
一方、ベルリンは氷点下になる日もあり、積雪になる日も珍しくない為、この準備以上に防寒対策が必要になりそうです。
7.まとめ
冬のヨーロッパ旅行は、寒さ・天候の変化や旅先でのライフスタイルに合わせた準備が大切です。
今回ご紹介したリストは、実際に年末年始のオランダで体験した結果をもとにしています。
これを参考にすれば、余計な荷物を減らしつつ、必要なものをしっかり準備できるはず。
防寒対策を整えて、快適で思い出に残る旅を楽しんでください。
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