オランダにはゴッホやフェルメールといった世界を代表する画家たちの名画を所蔵する美術館がたくさんあります。
- 行ってみたいけど、英語は苦手
- 現地の言葉も分からないから個人で行くのは不安…
- ガイドやツアーは利用した方がいいの?
私も行く前まではそう思っていました。
ですが、海外旅行が初めてでも、英語が苦手でも、意外と快適に旅行が楽しめました。
鉄道や路面電車が整備され便利なアプリもあるため、アムステルダム国立美術館やファン・ゴッホ美術館などへも迷わずアクセス可能です。
このブログでは、海外旅行で初めてオランダに行って、実際に現地で体験したトラムの乗り方や移動手段をわかりやすく解説します。
【海外旅行はツアーを使いたいというこちら】

- オーダーメイド旅をプロと一緒に作れる
- 24時間・日本語サポートで現地も安心
- コストパフォーマンスが高い
- 専任担当者による丁寧な対応
- 便利な旅行前サポートツールあり
アムステルダム国立美術館
アムステルダム中央駅からトラムで約15分
Rijksmuseum(ライクスミュージアム)停留所 で降りると目の前が美術館です。
- 事前のチケット購入がおすすめ
- 大きな荷物はクロークに預ける必要がある。
- オランダ最大の美術館で、所蔵品数は80万点以上
アクセス
スキポール空港駅(Station Schiphol Airport)に着いたら、電車に乗り換えてアムステルダム中央駅(Amsterdam Centraal)に行きましょう。
2番または12番乗り場から路面電車(トラム)に乗り、Rijksmuseum(ライクスミュージアム)停留所で下車して、徒歩2〜3分のところにあります。

アムステルダム中央駅(Amsterdam Centraal)

路面電車(トラム)の乗り場
私は購入しませんでしたが、オランダ版SuicaであるOV-chipkaart(オーフェー・チップカールト)の使い捨て版(チャージが不要、紙製)があり、駅の構内他、トラム内でも買えます。
基本情報・入館料

オランダ最大の美術館でレンブラントやフェルメールなどの名画を所蔵されており、17世紀オランダ黄金時代の作品を中心に、歴史的な美術品が豊富に展示されています。
他の美術館でもそうですが、チケットは電子チケットをオンラインであらかじめ購入しておくと、スムーズに入館出来ます。
展示作品




「フェルメール」と「レンブラント」の絵の前はずっと人だかりが出来ていました。
「夜警」は修復作業中のため、残念ながら近くで見られませんでしたが、修復作業が見られたのでこれもまた良い経験ができました。

写真撮影用にレプリカの展示もありましたよ。



個人的に絵画以外で良かったのが、併設された図書館と地下に展示された武器や鎧の数々でした!
RPGの世界観が広がっており、空想力が刺激される為、その辺りが好きな方も楽しめると思います。
ファン・ゴッホ美術館
ゴッホの約200点の油絵、500点以上のデッサン・スケッチ、700通以上の書簡などを所蔵・展示しています。
- 完全日時指定の事前予約制(当日券は無し)
- 混雑回避のため、午前中早めか夕方が狙い目
- ゴッホの生涯を「初期〜アルル時代〜晩年」と時系列で展示しており、画風の変化が分かりやすい。

アクセス
ファン・ゴッホ美術館(Van Gogh Museum)はアムステルダム国立美術館の近くにあり、徒歩2〜3分で到着出来ます。
入館料





ゴッホの絵はもちろん素晴らしいのですが、私が最も心打たれたのは彼の弟「テオ」との関係でした。

画商であったテオは兄に定期的な仕送りをし続けたため、ゴッホは貧しい中でも制作を続けられました。
また、約 600通以上の手紙をゴッホがテオに送っており、多くが現存しています。
ゴッホが精神の不調に苦しんだときも、テオは決して見捨てず、唯一無二の理解者だったそうです。
そしてゴッホは37歳で自殺。テオはその数か月後に精神を病み、半年も経たずに亡くなってしました(享年33歳)。
現在、そのお墓はパリ郊外の共同墓地に隣り合って立られています。


お互いが送り合った手紙も展示されています。
マウリッツハウス王立美術館
デン・ハーグ中央駅
アムステルダム市内から外れた、ハーグという街にある美術館です。
フェルメールの代表作「真珠の耳飾りの少女」が展示されています。
今回はホテルから最寄りの駅であったホーフトドルプ駅(Hoofddorp, Station)からデン・ハーグ中央駅(Den Haag CS)まで電車で行き、そこから歩いて15分くらいでした。
ちなみにオランダの国鉄(日本で言うところのJR)は、「NS」というそうです。
またNSが運行する列車の種類には以下のものがあります。
- Sprinter(スプリンター):各駅停車の列車です。
- Intercity(インターシティ):主要都市を結ぶ快速列車
- Intercity direct(特急型):アムステルダム〜ロッテルダムなど高速区間あり(追加料金あり)



デン・ハーグ中央駅内はまだクリスマスムードなのか、朝の8時にも関わらずキラキラ光ってました。
マウリッツハウス王立美術館〜入館

マウリッツハウス王立美術館(Mauritshuis)
朝9時 開館


私の大好きな画家の一人、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」と「デルフトの眺望」
この絵を見るためだけにこの美術館、いやオランダに来たと言っても過言ではありません!
寄り道〜デルフトへ

デン・ハーグ中央駅からデルフト駅までNSに乗って、駅に着いたらそこから歩いて10分くらいのところにある現代の「デルフトの眺望」
ひっそりとそれはあり、観光客もいませんでした。
その分、好きなだけ写真に収められました。



デルフトの街は、これぞヨーロッパという感じで教会みたいな建物や石畳の市場などがあり、
キョロキョロしながら歩いてました。

デルフトの猫は大きかったです。
だれかを待っているのかな?
クレラーミュラー美術館
デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園
クレラーミュラー美術館のあるデ・ホーヘ・フェルウェ国立公園は、スキポール空港駅から電車とバスを乗り継いでいかなければならず、時間もかかりました。
私たちが使ったルートをご紹介しましょう。
デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園に入園するにもチケットが必要です。
その為クレラーミュラー美術館に入館するには、デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園の入園チケットも購入しましょう。
クレラーミュラー美術館の公式サイトで併せて買うことが出来ます。
スキポール空港駅(Station Schiphol Airport)からアーネム駅(Station Arnhem)まで電車移動
アーネム駅(Station Arnhem)からオッテルロー(Otterlo)というバス停まで行きます。
着いてすぐ駅から出てしまいました。
バス乗り場が分からず、すぐに駅構内に戻り、駅の中にバス乗り場があるのを発見。
バスが本当に来るのか、ドキドキしながら20分ほど待っていると念願のバスが!
オッテルロー(Otterlo)に着くと10分ぐらいでクレラーミュラー美術館(Kröller-Müller Museum)行きのバスが来ます。
その時のバスが小型で9人までしか乗れず、定員オーバーで私たちは乗車出来ませんでした。
次のバスが来るまで1時間あったので、美術館まで歩きました。(約6km)
乗れなかった場合の、代替え案として参考にしてください。
5月や夏休み期間(7〜8月)は、通常より運行本数が多く、1時間に2本程度出ています。


テクテクと歩いて40分、デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園(De Hoge Veluwe National Park)に着きました。
この時すでに公園へのチケットを買っていたので、スマホの画面を見せて中に入ります。
そして嬉しいことに、公園内は自転車で移動出来てレンタルは無料だそうです。

自転車で10分、ようやく到着しました!
ちなみにホテルを出たのが朝の8時で、着いたのがお昼12時。
大冒険でしたが、まだ着いただけです。
クレラーミュラー美術館〜入館
クレラー・ミュラー美術館は、ファン・ゴッホ美術館に次ぐゴッホのコレクションを所蔵している
美術館です。


「夜のカフェテラス」これも好きな絵の1つです。
実際に見ると、奥への広がりと手前の光の温かみが感じられる不思議な絵でしたね。





入館直後は混雑していましたが、中に入るにつれて人とのスペースが広がり、ゆっくり1つの絵を見ていられました。
15時頃帰りのことも考え、早々に帰りました。(帰りはバスに乗れました)
まとめ
今回は私がいった美術館の行き方を解説しました。
今は便利なアプリがあったり、ネットで事前予約ができるので思っていたよりスムーズに海外旅行に行けます。
英語の習得を中学生で諦めた私ですが、初めての個人での海外旅行でオランダに行き、無事帰ってこれました。
私が行けたので、皆さんも行って帰ってこれます!
ぜひ、挑戦してみてください。
【海外旅行に行くのがどうしても不安ならこちら】

- オーダーメイド旅をプロと一緒に作れる
- 24時間・日本語サポートで現地も安心
- コストパフォーマンスが高い
- 専任担当者による丁寧な対応
- 便利な旅行前サポートツールあり
コメント