ヨーロッパへの旅行を計画する際に、韓国経由の乗り継ぎ便か直行便か、どちらを使うか迷っている方は多いのではないでしょうか。
- 直行便は、費用が高くなりがち…
- 韓国経由は、移動時間が増えたり、手間や待ち時間が増えてしまわないか心配…
- 結局どちらを選べばいいの?
直行便と韓国経由、どちらを選ぶかは費用と安心感のバランスをどう取るかで決まります。
直行便は移動がシンプルで体力的・気持ち的にも安心できる一方、韓国経由は価格が抑えられ、その分をホテルや食事のグレードアップに充てることも可能です。
しかし、直行便の価格の高さや、韓国経由の乗り継ぎ便で発生する手間に不満を感じることも事実です。
今回は、韓国経由でも人気と利便性の高い仁川空港で乗り継ぐことを前提に以下のように計画を想定しました。
- 羽田を出発して、目的地はロンドン
- 日程は2025年12月27日〜2026年1月2日(5泊7日)
上記の日程を元に、直行便と乗り継ぎ便(韓国経由:仁川空港)の価格・移動時間・旅行のモデルプランを比較して紹介します。
さらにメリットとデメリットを整理し、そのデメリット解消方法まで提示しています。
ぜひ自分たちの旅行スタイルに合った選び方を見つけてください。
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直行便と韓国経由、どちらがおすすめ?
直行便と韓国経由の乗り継ぎではどちらが良いかは、何を重視するかで決まります。
- 費用やお得感を重視→ 「韓国経由」がおすすめ
- 節約しつつ、乗り継ぎ空港を観光気分で楽しめる。
- 浮いたお金でホテルや食事をグレードアップ可能。
- 体力や安心感を重視→ 「直行便」がおすすめ
- 移動がシンプルで、疲れにくい。
- 待ち時間がなく、初心者でも安心。
航空券の比較:韓国経由が4〜10万円程度安い
価格 | 移動時間 | |
直行便 | 41万円〜50万円 | 14時間半〜15時間 |
韓国経由 | 28万円〜37万円 | 24時間〜25時間半(乗り継ぎ時間含む) |
直行便

乗り継ぎ(韓国経由)

※価格及び航路日程は2025年9月10日の情報です。
トータル費用の比較
航空券だけでなくホテルや食費、観光費も加味して、計算しました。
- ホテルは4泊で、二人部屋3万円/泊(一人当たり1.5万円/泊)
- 食費は、1万円/日×5日
- 現地交通・観光費、1万円/日×4日
直行便プラン/韓国経由プランのトータル費用のイメージ
項目 | 直行便 | 韓国経由 |
---|---|---|
航空券 | 41万円〜50万円 | 28万円〜37万円 |
ホテル | 6万円 | 6万円 |
食費 | 5万円 | 5万円 |
現地交通・観光費 | 4万円 | 4万円 |
合計 | 56〜65万円 | 43万円〜52万円 |
- 直行便より韓国経由の方が、トータルで4〜10万円ほど安く行くことが出来ます。
- 浮いたお金を現地ホテルのランクアップや食事に回すことが可能です。
ただし「移動時間=観光日数に直結」するため、旅行全体のコストパフォーマンスを考えると一概に直行便が高いとは言い切れません。
移動時間:直行便の方が10時間ほど短い
移動時間は直行便が15時間程度で、韓国経由は乗り継ぎ待ち時間を含めると、24時間以上かかります。
移動時間の目安:
- 直行便(羽田 → ロンドン):15時間程度
- 韓国経由の乗り継ぎ:24時間半
- 羽田 → 仁川:2時間半
- 乗り継ぎ待ち時間:8時間
- 仁川 → ロンドン:14時間程度
- 直行便は出発便に乗れさえすれば、あとは到着を待つのみ
- 韓国経由の乗り継ぎであれば、到着の遅れや乗り継ぎの手間、待ち時間が発生して、それがストレスや不安感に繋がることも。
モデルプラン:直行便はシンプルにプランが組める
直行便と乗り継ぎのモデルプランを比べた場合、直行便はシンプルな旅行プランを立てられます。
一方、乗り継ぎの場合は深夜の移動や乗り継ぎのための待ち時間などが発生する為、あらかじめ旅行プランを練っておく必要があります。
- 直行便
- 1日目:昼 日本出発 → 夕方 ロンドン着
- 2〜5日目:現地観光
- 6日目:夜 ロンドン出発
- 7日目:夕方 日本着
- 韓国経由の乗り継ぎ
- 1日目:深夜 日本出発 → 深夜 韓国着(8時間待ち)
昼 韓国出発 → 夕方 ロンドン着 - 2〜5日目:現地観光
- 6日目:夜 ロンドン出発
- 7日目:夕方 韓国着(3時間待ち)
夜 韓国出発 → 深夜 日本着
- 1日目:深夜 日本出発 → 深夜 韓国着(8時間待ち)
メリット・デメリットまとめ
項目 | 直行便 | 韓国経由 |
---|---|---|
想定価格 | 56〜65万円 | 43万円〜52万円 |
移動時間 | 15時間程度 | 24時間半 |
メリット | シンプルプラン 体力温存 安心感 | コスパ良好 ホテルや食事のアップグレード可能 |
デメリット | 価格が高い | 移動時間が長い 乗り継ぎの手間がある 遅延の可能性 |
韓国経由のデメリットを解消したい方へ
韓国経由の乗り継ぎのデメリットも、以下のことを知っておけばで対策は可能です。
ラウンジや仮眠室で休憩

移動時間が長いが長く、疲労が溜まってしまう場合でも、ラウンジや仮眠室で休憩することでそれを和らげることも可能です。
- 仁川空港はラウンジ・仮眠室・シャワー室・空港直結のトランジットホテルが完備されている。
- 数時間の待ち時間をリフレッシュ時間に変えられる。
仁川空港は、乗り継ぎしやすい
国際線出発の大型フライト案内

乗り継ぎに不安がある方でも、韓国経由で使える仁川空港は、以下の理由で乗り継ぎ初心者に優しい設計になっています。
- 案内がとても分かりやすい
- 乗り継ぎの動線がシンプル
- 日本語での案内表示や日本語が出来るスタッフのサポートも受けられる
航空券は「同一予約」でまとめて購入:遅延のリスク回避
- 到着が遅れた場合でも、同じ予約番号・同じ航空会社で買うと、航空会社が自動的に次の便に振り替えてくれる。
- 別々に買う「別切りチケット」は初心者に不向き
- 航空券をバラバラに購入すると、それぞれが完全に別契約になる。
- この場合、もし日本から韓国への便が遅れたら、次のヨーロッパ行きには自動で振り替えられず、自分で買い直す必要が出てしまう。
- 価格は安く見えることがありますが、初心者にはリスクが高い買い方である。
乗り継ぎ時間は3時間以上確保:焦りを軽減
- 保安検査や入国審査、ターミナル移動に時間がかかることも
→乗り継ぎ時間は、3時間以上を確保しておくと安心 - スタッフに相談する時間が取れる。(日本語対応できるスタッフもいる)
- 時間に余裕があることで、焦りや不安が和らぐ。
荷物はまとめて1つに:ロストバゲージの軽減
- 受託手荷物はできるだけ1個にまとめる。
- ロストバゲージ(遅延・紛失)のリスクを減らし、移動や受け取りもスムーズになる。
- 体力的な負担を軽減する効果も大きい。
二人で役割分担:不安のさらなる解消
可能なら、二人で役割分担することで不安はさらに解消されます。
(例)
- 夫:スタッフとの会話・チェックイン・乗り継ぎ案内の確認
- 妻:荷物管理・搭乗口確認・時間管理
ヨーロッパ旅行:韓国経由と直行便の比較まとめ
項目 | 直行便 | 韓国経由 |
---|---|---|
トータルの想定価格 | 56〜65万円 | 43万円〜52万円 |
移動時間 | 15時間程度 | 24時間半 |
メリット | シンプルプラン 体力・安心感重視 | コスパ良好 ホテルや食事のアップグレード可能 |
デメリット | 価格が高い | 移動時間が長い 乗り継ぎの手間がある 遅延の可能性 |
- 直行便より韓国経由の方が、トータルで4〜10万円ほど安く行くことが出来ます。
- 浮いたお金を現地ホテルのランクアップや食事に回すことが可能です。
- 直行便は出発便に乗れさえすれば、あとは到着を待つのみ
- 韓国経由の乗り継ぎであれば、到着の遅れや乗り継ぎの手間、待ち時間が発生して、それがストレスや不安感に繋がることも。
韓国経由で起こるデメリットも工夫しだいで、解消することが可能です。
- ラウンジや仮眠室で休憩して体力回復
- 韓国経由は仁川空港を使うことで、乗り継ぎの不安を軽減
- 航空券はまとめて購入して、遅延のリスクを回避
- 乗り継ぎ時間は3時間以上確保
- 荷物はまとめて1つにして、ロストバゲージのリスクを軽減
- 可能なら、二人で役割分担
韓国経由なら節約しながら空港体験を楽しめ、直行便なら安心して余裕を持った観光が出来ます。
あなたの旅行のスタイルに合わせて、最適な選択をしてみてください。
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